【居抜き譲渡】地域で人気!確立された顧客基盤を持つもつ鍋専門店
項目 | 詳細 |
---|---|
スキーム | 事業譲渡 |
事業内容 | 厳選された新鮮な国産もつと秘伝のスープで作る本格もつ鍋が看板メニュー。長年地域で愛される人気店として確固たる地位を築く。店内飲食とテイクアウトを展開。 ■主な顧客 地元住民を中心とした幅広い年齢層の顧客。会社帰りのサラリーマンやOL、家族連れ、友人グループなど。もつ鍋愛好家やグルメな客層も多い。常連客が多く、安定した顧客基盤を持つ。 ■製品サービス 看板メニューのもつ鍋(醤油、味噌、塩味など)。新鮮な国産もつを使用した一品料理。季節限定メニューや特別コース。九州産日本酒や焼酎を中心としたドリンク。テイクアウト用もつ鍋セットも提供。 ■製品・サービスの販売・提供方法 店舗での直接販売(イートイン)が主。テイクアウト用もつ鍋セットの提供も行う。予約システムを導入し、効率的な顧客管理を実現。SNSを活用した情報発信で新規顧客獲得にも注力している。 ■事業の強み/差別化ポイント 厳選された新鮮な国産もつと秘伝のスープが強み。熟練スタッフによる質の高いサービス。地域密着型の営業で高いリピート率。季節メニューによる集客力も特徴。 店舗の広さは64.8平米。家賃は約20万円。 厨房設備一式、レジ、ハンディーターミナル、厨房冷暖房設備、看板、冷蔵庫、その他内装一式を含など店舗運営に必要な設備が揃っている。 ■補足情報 好立地に位置し、清潔で落ち着いた店内。コロナ禍でも堅調な業績。長期勤続の従業員多数で安定運営。後継者不在が売却理由。新オーナーによる事業継続と発展に期待。既存の強みを活かした成長可能性大。 |
業種 | その他の飲食サービス |
譲渡希望金額 | 500万円 |
希望金額の根拠 | 2019年に前オーナーより700万円で買い取っている店舗になります。 |
経営者続投 | いいえ |
事業形態 | - |
所在地 | 神奈川県 |
設立年 | ‐ |
従業員数 | 5人以下 |
譲渡資産 | 設備,在庫,ノウハウ |
M&A交渉対象 | 法人、個人(会社代表・役員)、個人(会社員・自営業等) |
自走可能 | いいえ |
重視する点 | 時期 |
譲渡理由 | その他 他事業に専念するため |
専門家 | - |
財務概要 | 売上高 1,000万円〜2,500万円 営業利益 赤字 減価償却費 - 役員報酬総額 - 現預金残高 - 有利子負債 - 純資産 債務超過 |
評価 | C |
---|---|
コメント | (良い点) 神奈川県のもつ鍋専門店の居抜き譲渡案件。長年地域で愛される人気店として確固たる地位を築いていて常連客が多く、安定した顧客基盤を持つ、というのは魅力的。テイクアウト商品の取り扱いもあるというのも、商品提供のバリュエーションがあり好印象だ。 (注意点) 一方で、まず、営業赤字となっている点が気になるところ。赤字の原因を究明し、取得後に黒字転換できるかどうかが本件検討の重要なポイントになるだろう。また、従業員(アルバイト含む)の引き継ぎ自体はありそうだがその雇用形態の確認や、「好立地」との記載があるものの、どういう意味で好立地なのかが不明瞭で、この点も丁寧に確認されたい。その他、実際の店舗の設備状況なども確認し、取得後に予期せぬ修繕費や設備投資が発生しないよう入念に確認してほしいところ。 本件は事業譲渡スキームになっているので、その他、事業運営に必要な契約関連や許認可関連なども丁寧に確認し、確実に引き継ぎできるようにして欲しい。 (譲渡価格) 役員報酬総額や減価償却費が不明な点には留意が必要だが、営業赤字で債務超過なので、譲渡希望金額の500万円はかなり割高な印象だ。 (取得後の経営) 「長期勤続の従業員多数で安定運営」との記載があることから、店舗運営実務は既存のスタッフに任せることができそうだ。対象事業取得後、自身は経営管理に注力できる可能性が高い。 (全体評価) 兎にも角にも、営業赤字で債務超過という財務状態が気になるところ。取得後の黒字転換が見通せるかが本件検討の最大のポイントと思われる。興味関心のある業種やエリアであれば、まずは実名開示依頼をして追加の資料情報を取得しつつ、検討を進めてみて欲しいところ。 |
※1
この評価は、対象会社や事業、もしくはその関係者の評価を表すものではなく、公開されている限定的な情報をもとに株式会社Shylphが独自に判断するM&A案件としての評価です。案件への取り組みやすさや、取得後の経営の難易度等を総合的に判断して評価をつけていますが、案件成約を保証するものではなく、最終的にはご自身の判断で案件をご検討いただくことを前提としています。
※2
公開された限定的な情報をもとに株式会社Shylphが独自に判断しコメントしたものであり、その内容の正確性、真実性、網羅性等を担保するものではありません。
評価基準の明記
A:懸念点無し、すぐに案件検討進めるべき
B+:ほぼ懸念点無し、1〜2点確認して案件検討を進めるべき
B-:懸念点有り、懸念点を確認しつつ案件検討を進めるべき
C:多数の懸念点あり、多くの懸念点があり慎重に案件検討を進めるべき
D:案件検討しない方がよい、またはM&Aの案件ではない
No.240056
個人M&Aなら"M&Acompass"
株式会社Shylph(シルフ)では、個人M&Aの買い手に特化した伴走支援【M&Acompass】を提供しています。M&Acompassは、これまでM&Aの専門家のサポートが十分に届いていなかった個人の買い手向けの伴走支援であり、成約を目指すための戦略立案・案件探しといった初期的な工程からクロージングまでを支援するサービスです。
後継者不在などで事業承継の問題を抱えている企業や事業の譲受や引き継ぎに関するサポート体制も万全です。2023年からサービスを本格的に提供し始め、現在、入会者および成約者も増加中!!