【50ヶ月以上連続で黒字】年利420万円のフードコートのクレープ屋
更新日:2024年12月26日
項目 | 詳細 |
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スキーム | 事業譲渡 |
事業内容 | 東京都の、とあるフードコート内にあるクレープ屋さんです。 M&Aでなければ絶対に空きが出ない好立地で、赤字の月が一度もないです。 毎年安定して400万円ちょっとの利益が出ているので、まるで不動産を持っているような感覚です。 不動産であれば、420万円の利益を得るには、6000万円程度の物件を買う必要があり、この店舗は不動産投資くらい利益が安定しているので、特に安い価格ですぐに手放したい気持ちはありません。 売上は商業施設が管理してくれるため、管理が楽です。 店長も引き継ぎ可能なので、オーナーの仕事は本当に全くないです。 ■主な顧客 高校生 ■製品サービス クレープ ■製品・サービスの販売・提供方法 店舗 ■事業の強み/差別化ポイント 今まで数十回以上M&Aの経験がありますが、これほど利益が安定している案件は見たことがないです。 |
業種 | テイクアウト・デリバリー |
譲渡希望金額 | 2,200万円 |
希望金額の根拠 | この店舗ほど利益が安定している店舗はそうそう見つからないと思います。 |
経営者続投 | いいえ |
事業形態 | - |
所在地 | 東京都 |
設立年 | - |
従業員数 | - |
譲渡資産 | 設備,ノウハウ |
M&A交渉対象 | 法人、M&A専門家、個人(会社代表・役員)、個人(会社員・自営業等) |
自走可能 | いいえ |
重視する点 | 時期 |
譲渡理由 | その他 他に投資したい)案件がある |
専門家 | - |
財務概要 | 売上高 2,500万円〜5,000万円 営業利益 0円〜500万円 減価償却費 - 役員報酬総額 - 現預金残高 - 有利子負債 - 純資産 1,000万円〜2,500万円 |
評価 | B+ |
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コメント | (良い点) 都内フードコート内にあるクレープ屋1店舗の事業譲渡案件。要確認ではあるが、「毎年安定して400万円ちょっとの利益が出ている」との記載があり、対象事業取得後も引き続き400万円以上の利益が出るようであればそれは魅力的だ。「M&Aでなければ絶対に空きが出ない好立地」との記載もあり、出店場所の希少性もありそうだ。 (注意点) 本件はについては「毎年安定して400万円ちょっとの利益が出ている」ことの確認作業と、今後も同じように400万円以上の利益が出る確からしさを丁寧に確認することが、初期的には重要な検討ポイントになりそうだ。一般的にはこれまで利益が出ているからといって、今後も同じように利益が出るとは限らず、ビジネス構造や利益の源泉などを丁寧に確認しつつ、再現性の高い店舗運営なのかどうか、などを慎重に検討すべきだろう。 また、本件は事業譲渡スキームとなっているため、事業運営に必要な人員や契約関連、許認可関連などは確実に引き継げるように丁寧に確認しつつ、取得後に思わぬ設備投資や修繕費が発生しないよう、しっかりと現地確認も行っていただきたい。 (譲渡価格) 役員報酬総額や減価償却費が不明な点には留意が必要だが、営業利益で400万円程度が出ているのであれば、譲渡希望金額の2,200万円も妥当な水準に入ってくる可能性はある。ただ、若干割高な印象も拭えない。 (取得後の経営) 「店長も引き継ぎ可能なので、オーナーの仕事は本当に全くないです。」との記載があることから、副業や兼業として取り組むことも可能だろう。 (全体評価) 営業利益ベースで取得後も本当に安定して400万円程度の利益が見込めるのであれば、ある程度のリスクを取っても取得に動くべきと考えるが、どんなビジネスも「絶対」は無いはずで、その意味ではやはりどれだけ自身で対象事業の利益見通しの確実性を見通せるかによると思われる。興味関心のある業種やエリアなのであれば、まずは実名開示依頼をして追加の資料情報を取得しつつ、取得後の見通しをポジティブに持てるのか、ネガティブになるのかを判断しつつ、検討を進めてみて欲しい案件だ。 |
※1
この評価は、対象会社や事業、もしくはその関係者の評価を表すものではなく、公開されている限定的な情報をもとに株式会社Shylphが独自に判断するM&A案件としての評価です。案件への取り組みやすさや、取得後の経営の難易度等を総合的に判断して評価をつけていますが、案件成約を保証するものではなく、最終的にはご自身の判断で案件をご検討いただくことを前提としています。
※2
公開された限定的な情報をもとに株式会社Shylphが独自に判断しコメントしたものであり、その内容の正確性、真実性、網羅性等を担保するものではありません。
評価基準の明記
A:懸念点無し、すぐに案件検討進めるべき
B+:ほぼ懸念点無し、1〜2点確認して案件検討を進めるべき
B-:懸念点有り、懸念点を確認しつつ案件検討を進めるべき
C:多数の懸念点あり、多くの懸念点があり慎重に案件検討を進めるべき
D:案件検討しない方がよい、またはM&Aの案件ではない
No.240111
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