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大手ホームセンターに納品する卸売業複数社の物流案件

更新日:2024年12月26日

項目

詳細

スキーム

株式譲渡

事業内容

【概要】

総合物流サービスを展開しています。

大手量販店向けの物流を得意としており、自社開発のWMS(物流管理システム)を保有しています。

また、物流受託の他に物流コンサルティング事業を行っています。

大手卸売の企業様複数社と取引があります。

企業間を超えた共同物流や配送により大幅にコスト削減できる手法で新規営業を獲得しています。

物流精度の向上にこだわりながら企業様のコスト削減を同時に行う「トレードオフ戦略」により取引先企業様の信頼をいただいております。

近年、コロナ渦の中においてコンサルティング事業への需要が増えており、コンサルティングから総合物流である3PL案件へ繋げる事業を得意としています。

事業の強みとしてまず、WMSが自社オリジナルのものあることがあります。

新規顧客の物流事業をお受けする際には現在のシステムがベースとなって新規案件に合うようにカスタムすることが可能であり、最も生産性を高めるシステムを短期間で作ることができます。

また、弊社には2名の物流コンサルタントがおり、営業から現場立ち上げまで一貫して設計して実践することができることも強みです。


【譲渡対象資産】

営業権・FC,ノウハウ,ソフトウェア

譲渡希望金額

1,000万円〜3,000万円

経営者続投

希望

事業形態

法人

所在地

千葉県

設立年

未詳

従業員数

20人以下

M&A交渉対象

すべて

重視する点

時期

譲渡理由

戦略見直しのため

専門家

無し

財務概要

売上高

7,500万円〜1億円

営業利益

0円〜500万円

減価償却費

なし

役員報酬総額

500万円〜1,000万円

現預金残高

500万円〜1,000万円

金融借入金

2,500万円〜5,000万円

純資産

債務超過

評価

B-

コメント

(良い点)

自社開発のWMS(物流管理システム)を保有しており、「新規顧客の物流事業をお受けする際には現在のシステムがベースとなって新規案件に合うようにカスタムすることが可能であり、最も生産性を高めるシステムを短期間で作ることができます。また、弊社には2名の物流コンサルタントがおり、営業から現場立ち上げまで一貫して設計して実践することができることも強みです。」とあり、こうした強みを活かした事業運営の可能性がある。

売上高の大きさや従業員数を見るに、一定の事業基盤もあるものと考えられる。


(注意点)

一見、業績的には利益が出ているようだが、純資産が債務超過となっている。過去の経緯も含め、しっかりと確認をした方がよいだろう。また、譲渡理由が「戦略見直しのため」となっている一方で、経営者続投は「希望」になっているのは、やや不可解な印象もある。しっかりとした確認が必要だろう。


(譲渡価格)

経営者が続投することを前提に考えると、営業利益が0円〜500万円、減価償却費はなし、役員報酬総額が500万円〜1,000万円、現預金残高が500万円〜1,000万円、金融借入金が2,500万円〜5,000万円から総合的な評価としては、場合によっては妥当な水準にも入ってくるかもしれないが、割高な印象の方が強い。


(取得後の経営)

経営者が続投を希望しているので、側面支援などが適当かもしれない。


(全体評価)

現在の経営者が続投を希望しているため、自分自身が社長になりたいという方にはあまりそぐわない案件かもしれない。

一定の利益が出ている事業かと思われるので、譲渡理由が気になるところ。例えば現オーナーの高齢による「事業承継」案件であればしっくりくるが、実際には「事業見直しのため」となっている上に、現経営者が続投を希望しているので、業績悪化による譲渡ではないかなど、しっかりとした確認が必要だろう。



※1

この評価は、対象会社や事業、もしくはその関係者の評価を表すものではなく、公開されている限定的な情報をもとに株式会社Shylphが独自に判断するM&A案件としての評価です。案件への取り組みやすさや、取得後の経営の難易度等を総合的に判断して評価をつけていますが、案件成約を保証するものではなく、最終的にはご自身の判断で案件をご検討いただくことを前提としています。


※2

公開された限定的な情報をもとに株式会社Shylphが独自に判断しコメントしたものであり、その内容の正確性、真実性、網羅性等を担保するものではありません。


評価基準の明記

A:懸念点無し、すぐに案件検討進めるべき

B+:ほぼ懸念点無し、1〜2点確認して案件検討を進めるべき

B-:懸念点有り、懸念点を確認しつつ案件検討を進めるべき

C:多数の懸念点あり、多くの懸念点があり慎重に案件検討を進めるべき

D:案件検討しない方がよい、またはM&Aの案件ではない


No.220108



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株式会社Shylph(シルフ)では、個人M&Aの買い手に特化した伴走支援【M&Acompass】を提供しています。M&Acompassは、これまでM&Aの専門家のサポートが十分に届いていなかった個人の買い手向けの伴走支援であり、成約を目指すための戦略立案・案件探しといった初期的な工程からクロージングまでを支援するサービスです。


後継者不在などで事業承継の問題を抱えている企業や事業の譲受や引き継ぎに関するサポート体制も万全です。2023年からサービスを本格的に提供し始め、現在、入会者および成約者も増加中!!


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